生活保護費を必要な人に行き届くための制度改革

生活保護費を必要な人に行き届くための制度改革

有名人が多額の収入を得ながら、親御さんの生活の面倒を見ずに、長期にわたって生活保護の受領を許していたとして、世間をにぎわしました。
景気の低迷が続く中、少ない給料で家族や両親の面倒を見ている若者からすれば、批判の対象となってもやむ終えない事件でした。


また、他方で、生活保護を受領する権利がありながら、生活保護を受領することができず、苦しい生活を強いられている方が、この日本には多くいらっしゃいます。

この一連の生活保護問題に対して世論が紛糾したことを受けて、政府は法制度の見直しをする煮までいたりました。

また、同時に、生活保護費の不透明な受領問題についてもクローズアップされています。

生活保護を受領するために、偽装離婚を行い、保護費を水増しして受領するケースが増えています。このケースでは、母子加算と言われる制度を悪用した詐欺行為に値します。


通常、母子家庭で生活保護を受給した場合、母子加算と言われる手当てが付くために、一般的な生活保護費に比べて金額が上乗せされます。そのため、競う離婚を装い、母子加算による手当てを多く貰おうとするのです。このようなケースでは、生活保護費の不正受給に該当し、詐欺罪が適用されます。

また、冒頭に述べた有名人のケースでは、扶養義務が発生しますが、それに対しては法的な強制力はありません。


しかしながら、その有名人の親御さんが、生活保護費を受給しながら、子供から多額の支援を受け取っていた場合は、詐欺罪が適用されます。今回のケースでは、黒に近いグレーゾーンとされながらも、世論の厳しい批判に晒されました。

生活保護費の不正受給や詐欺によって逮捕につながる事件はしばしばニュースで報道されますが、氷山の一角です。
生活保護費をめぐる詐欺事件は、本来あってはならない事件です。

生活保護費の詐欺の背景には、保護費を受領できず、困窮してしまう人がいるということを忘れてはなりません。

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生活保護費を巡る詐欺を防止し、保護費が本当に必要な人へ届くべく制度改革と制度の見直しが求められています。